コストを考える

おしごと

みこしです。コストは安く、でもいいものが欲しい。コストパフォーマンスがいいものがいい。コスパ重視!となりますが、どこまでパフォーマンスを犠牲にしていいいのかが難しいです。安全性は犠牲することはできず、信頼性も落とせない。コストは落としたい。

プラント設備を作るときによく悩みます。あれこれ重視するあまりこの設備を作らないほうが会社にとってメリットがでるのではと思うこともたびたび。会社にとって良い設備とは当然利益を生み出すもので、早めに利益を生み出し長い期間運用できる。管理する側からすると、メンテナンスの手間や修繕費用、消耗品のランニングコスト負担が少ない。トラブル時のリスクも小さい。そういったものなのだろうが、なかなか低コストでやろうと考えると難しい。

メンテナンスの仕事もしていたので、冗長化したほうがメンテナンスしやすいし、不具合で停止する心配もないし、ということもよくわかるのだが。結果、儲けがでない設備であってはならない。

IRRなどで計算することはあるものの、耐用年数どおりに運用するのか、それ以上運用するのかで違ってくるし。でもそれでしか判断は難しいのかも。

少し自分のなかで迷路に入っていってしまったので、また整理しなおしてみよう。誰もが会社にとっていいものを作りたいと思うが、立場によって重視するものが相反する場合もある。何が正解かは作ってみて運用してみないとわからない。たぶん、いったん作って運用し始めるとそんなことチェックバックもしなくなってしまうこともある。

まずは自分の考えを整理したものでぶつけてみて他の人の意見を聞いてみよう。繰り返すことで、見えてくるものがあるかもしれない。

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