移動する人はうまくいく

全般
移動する日尾はうまくいく

年齢を重ね、家族との生活が常態になっていることからか、だんだんと行動に移せない、継続できないというのを実感してきている。50歳を節目に何か変えていかないとなと思ってて読んでみた。

この本では「感情 → 行動」ということは難しく、「環境 → 感情 → 行動」であり、「感情」だけで行動を変えようとするから続かない。最初はやる気があるから行動が変わることもあるが、環境の力で元の状態に引き戻されていく。だから環境を変えることが重要だということを訴えている。

「なるほど、そうだよね」と思う、例えば仕事でも進まないとか定着しないとか課題があれば、仕組み作り・ルール作りをしてその仕事環境を変えることで行動・実行され定着していく。なので課題があれば、どういう仕組みにすれば、やる気など感情に左右されずに進むのかなどを解決策を考えるようにしている。

ただこの本では、「環境」というものを仕事など自分の身の周りのことではなく、住んでいる環境からからの移動が大切だと述べている。「移動力」をつけることが重要であり、「定住が不幸のはじまり」。「とどまる」から能力は退化し、「不安定化」がサバイバル能力を覚醒し、「移動」することで「才能」「能力」が開花する。

そうかもねと納得をしつつも、沖縄長男で仏壇やお墓を守っていき定住するということが前提になってしまっている自分にとっては、この土地からの「移動」ということは難しいなと。すでに考え方が凝り固まっていて変えるという判断にはたどり着かない。だけど子供たちには自分と同じような考えにならないようにしていかないと将来は生きにくくなってしまうのなとも思った。

20代、30代、40代と自分の環境の多くはいまの会社・仕事が占めてきた。50代も引き続きそうかもしれないが、その後を考えると早めに次の環境作りは重要だなと考えている。本には「移動体質をつくるアクションプラン」がいくつも提案されており、「海外旅行に行く」「通勤経路を変える」「効率ばかりを重視しない」など出来そうなこと、やってみたいことから始めてみようと。まずは海外旅行にいくためにパスポートを取ってこようかな。

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