あんのこと

映画・音楽

少し前になるが桜坂劇場で映画「あんのこと」を一人鑑賞してきた。人気のある話題の河合優美が主演している映画だ。ドラマ「不適切にもほどがある」で知った俳優さんだが、とても魅力的に映る。本人なのか役柄が魅力的なのか。

「あんのこと」を観て、改めて生きていく周りの環境によって大きく人生が左右される、自分自身の力だけではどうにもならないことが大きいと感じた。

私自身の環境は、当然いろいろあるものの、客観的にみても恵まれているものだと思う。自分自身で現状の環境を作ってきた言いたいところもあるが、結局は両親や親類が土台を作ってきてくれたことが大きい。自分の子供たちのために環境はいいものに整備してきたいと思う、ただ環境が悪い方向に傾くのは簡単で関わる人間によって大きく影響を受けると思っている。

映画では、前向きに頑張ることでうまくいくとは限らない、信用して頼っている人は本当に信用していい人なのか、など後ろ向きなことが描かれていた。リスクなどが気にはなるが、何もしなければ現状は変わらないということを考えたら、リスクがあることも承知で前向きに頑張るしかないのかな。

河合優美が主演する「ナミビアの砂漠」が沖縄でも上映されることが決まった。最初調べたときには沖縄での上映予定が無かったので、評判が良くて公開地域が広がったのかしら。久しぶりにミハマ7プレックスに観に行ってみようと思う。

河合優美でおすすめしたいのは、私も今期のドラマで一番楽しみに観ているNHKの「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」いわゆる「かぞかぞ」だ。「あんのこと」では環境が悪ければそこから抜け出すのは簡単では無いと思わされたのとは逆に、「かぞかぞ」では環境を受け入れることで、その環境は悪いものではなく前向きに捉え進んでいくことが出来ると思わせてくれる。河合優美も役柄もあるのだろうがとても魅力的に感じる。

「ナミビアの砂漠」も楽しみだ。

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